無駄なお金とは?

こんにちは。
FPのソライチです。

先日、半年ほどお付き合いのある
お客様からワインを頂きました。

イエローテイルというお酒で
僕の夢を応援して下さっている大切な方からです。
本当に有り難いですね。
段々と応援してくれる人が増えてきてくれています。
信じて下さる方々は守り続けれる自分でいたいですね。

さて、今日は【無駄なお金】についてです。

無駄なお金とは?

『無駄なお金に心当たりありますか?』
と聞くと、よくお酒やタバコが出てきます。

確かに!!無駄なお金かもしれません!

しかし、それが楽しみの方にとっては
それは無駄なお金ではないですよね?

実は僕が言う無駄なお金は、
何の為に払っているかよく分からないお金です。
今回、例を挙げてご紹介するのは

税金・年金・健康保険です。

『え?税金や年金、健康保険って無駄なの?』

そんな声が聞こえてきますね。
だからといって脱税をすることや
年金を未納にするわけではありません。

先ほどお伝えしたように、これらが
何の為に払っているか、
払ったお金が
何に使われてるのか
よく分からないお金達
なのです。

社会人の方は皆さん経験あるかと思いますが
就職して初めての給料明細は、
色々なものが引かれていませんでしたか?

また2年目に総支給は増えているはずなのに、
手取り金額は減っている。
それには先ほどの
税金・年金・健康保険が関与しています。

所得税について

皆さん1度は聞かれたことがあると思います
【所得税】
今回はこの所得税についてお伝えします。

所得=いわゆる【儲け】だと
考えて頂けると分かりやすいと思います。

儲けに対してかかる税金=所得税ということになります。
では、会社にお勤めの方々は
果たして何が【儲け】なのでしょうか?

会社員の方の場合は、給与という形で
毎月お勤めの会社から働いた分の対価として
お金を頂かれていると思います。

給与所得とは、給与所得控除
差し引いた金額のことです。

給与所得控除とは?

まず給与所得控除の前に
【控除】とは何なのかをお伝えしますね。
【控除】とは、辞書などでは
『引き去ること』と記載がされていますが、
要するに『差し引かれる金額』のことです。

どういうことか?

例えば同じ会社で同じ年齢で
同じお給料のAさんとBさんがいたとしますね。
お二人とも毎月の収入は20万でした。
ここまではもちろん同じ所得税を取られることになります。

しかし、Bさんはご結婚されており
自分のお母様も養われていたとしますよね。

この場合、Aさん、Bさん同じ分だけ
所得税を取っていってたら生活が大変なのは
もちろんBさんですよね?

しかし、Bさんは実は配偶者がいるので
【配偶者控除】や、
養っているお母様がいるので
【扶養控除】の分が所得から差し引かれるのです。

お分かり頂けましたでしょうか?
控除というものは簡単にいうと
税金の負担で大変にならないように
所得から差し引くことによって調整
をしてくれるものなのです。

みんなの強い味方のようなものです。

では、話しは戻り
給与所得控除についてです。
会社員の方にとって給与で頂いてる金額に
そのまま所得税がかかると大変な金額になります。
なので国の方で勝手に必要経費を計算されて
給与から差し引くことができます。

イメージとしては
あなたがこれだけの収入を得るために
これだけの経費分は認めてあげよう!

といって引いてくれているのです。

ちなみにどれくらい引かれているのか。

給与180万円以下の場合:給与年収×40%(ただし65万円未満のときは65万円)
給与180万円超~360万円以下の場合:給与年収×30%+18万円
給与360万円超~660万円以下の場合:給与年収×20%+54万円
給与660万円超~1,000万円以下場合:給与年収×10%+120万円
給与1,000万円超~1,500万円以下の場合:給与年収×5%+170万円
給与1,500万円超の場合:245万円(上限)

なので給与170万の方であれば
65万円分差し引かれるので
給与所得は105万という計算になります。

学生時代などに
『103万以上働かないでね!』
と言われた経験はありませんか?

あの103万の根拠としては

103万―65万=38万

になりますよね?
所得が38万以下であれば
扶養に入れることができますので
実は親御さんの税金の扶養控除になっていたのですね。

親御さんの忠告を無視し
実は103万を超えてしまっていた!
心当たりある方は実は親御さんの税金が
上がってしまっていたのです。

控除を使って賢く節税!

先ほどお伝えしたように
控除は強い味方です。
実はこんな控除付けれたのに付けていなかった!
などその場合、付けることにより
所得税や住民税は下がりますし
実は過去の分に関しても
5年前までは取り返すことが可能です。

以前ブログ記事に書いていた

確定申告は権利

をご確認下さい。

本来払わなくてよかったお金=無駄なお金

その無駄なお金が浮いたら、夢の為に使ってほしいですね。

FPソライチ

 

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